宝石や貴金属を取扱う者にとってとても犯しやすい過ちがあります。それは自らが宝石を造っていると錯覚してしまうことです。宝石は地球が何億もの時を重ねて生み出したもの、人智の及ぶものではありません。とすればジュエリーディーラーの本分とは何か?それは一つひとつの宝石が受け止めるお客さまの、「心」や「思い」をいかに真摯に理解するかに他なりません。設立以来半世紀、きく屋宝石店はこの一点に心を砕いて参りました。お客さまがその宝石と過ごされる、来るべき豊かな時間をご一緒に創るつもりでこれからも技術と感性を磨き続けることがきく屋の使命だと考えております。
代表取締役社長 高木保治
顧客の皆様とともに市場を捉える眼。きく屋のジュエリーは常に変化し続けています。勿論、長年ご愛顧いただいているオーセンティックな「定番」は私共の誇り。 しかし、宝石や貴金属のマーケットは、大海の潮流の様にめまぐるしく変遷してゆきます。それに伴って変動する素材やデザイン、ファッションテイスト。 これらを的確に予測して常に店頭を“次に来るジュエリー”で演出するノウハウ。「今の流行」ではなく「時代の潮流」を捉えたマーチャンダイジング力こそ、きく屋のアドバンテージです。